人間は具合が悪くなれば、自ら病院に行くことができますが、ペットたちは飼い主の方が気づいて早い対応をしてあげなければ、病状が進行していることが多々あります。気になることがありましたら、些細なことでも早めに受診されることをお勧めします。
来院しようか迷っている時は、どうぞお気軽にお電話ください。

受診の方へ

①初診の方は初診票を書いていただきますので、ワクチンの接種記録、種類がお分かりになる方は確認してきてください。

②受診の際、家での異常な行動(せき、けいれん発作など)は病院で観察できないことが多々あります。できれば携帯の動画などで撮影して記録してきていただくと診断の助けになります。

ワクチン

ワクチン(ジステンバー、混合ワクチン、狂犬病、猫混合ワクチン)を摂取する場合、まれにワクチン接種後に副反応を起こすことがあります。そのような体調変化に対応できるように平日の午前中または土曜日の午前中に来院されることをおすすめします。

犬、猫の予防できる病気とワクチン一覧

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マイクロチップ

マイクロチップをご存知ですか?

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マイクロチップは直径約2mm_長さ約12mmの円筒形のガラスのカプセルで包まれた小さな電子標識器具です。
電子標識器具とは個体識別番号が書かれた動物の対婦負に埋め込む小さな名札のことで、ICチップという名前でも呼ばれます。 この番号を読みとるには専用のリーダーを近づけると、マイクロチップがその電波を受け取り、リーダーに番号が現れます。
平成18年の動物愛護管理法施行以降、全国自治体にリーダーが設置されマイクロチップを推進する体制が整えられています。

マイクロチップは何の役にたつの?

それは動物とその飼い主の情報を記した名札として機能します。
首輪に付けるネームタグなどは外れてしまう可能性がありますが、マイクロチップは体内に埋め込むため、紛失の心配はありません。動物が迷子になった際の飼い主を探す際の手がかりになること、特に大地震等の際には確実な絆となります。
また「動物の所有者は自分が所有者であることを明らかにする」ことが法律で義務化されているため、動物を責任をもって飼うことにつながり、動物とのより良い関係を作る役にたつと考えられます。

マイクロチップはどうやって付けるの?

マイクロチップは動物病院で埋め込んでもらいます。
一般的な注射とほとんど変わりはありませんし、動物に負担の大きい処置ではありません。 とはいえ動物にとって注射はうれしいものではありませんので、去勢・避妊を考えている場合は、その際の手術時に同時に埋め込む方法がおすすめです。

参考:日本獣医師会HP「動物の福祉及び愛護/マイクロチップを用いた動物の個体識別」

フィラリア

フィラリアはきちんと予防薬を投与すれば100パーセント防げる病気です。
犬糸状虫(フィラリア)は蚊の媒介によって感染します。よってフィラリア予防は蚊が活動するシーズンに必要になります。
蚊は気温室温が約14度以上になると吸血活動を開始し、ここ千葉県ではだいたい5月から12月まで予防薬を投与すればよいでしょう。 注意しなければならないのは、蚊の活動シーズンと同じではなく、蚊の活動開始1ヵ月後から蚊の活動終了1ヵ月後までが投薬期間になります。 1ヶ月ずつうしろにずれるのは、フィラリア予防薬は〝予防〟ではなく、感染後に対処する〝駆虫〟だからです。

フィラリアの予防薬は要指示薬です。もらった薬をかってに飲ませることは危険です。 シーズン開始時には必ず血液検査を受けてから処方してもらわなければなりません。 前シーズンに飲み忘れがあり、気づかないうちにフィラリアに感染していた場合、血液検査なしで直接フィラリア予防薬を飲ませることで、薬の副作用で突然死したり、具合が悪くなったりすることもあります。 また犬の体重によって投薬量が決められているため、薬の効果を出すためには正確に体重を計る必要があります。

猫のフィラリア

フィラリアは犬だけの病気ではありません。フィラリアに感染した犬がいると、蚊によって猫にもフィラリアは感染します。猫の場合は心臓より肺が強く影響を受けます。まれではありますが、フィラリア成虫により突然死を起こすこともあります。
このようなことを防ぐためには、猫ちゃんをフィラリアに感染させないことが大切です。それにはワンちゃん同様、飲み薬かスポット剤による予防が一番です。

ノミ・マダニ予防のおすすめ

気温が13度以上でノミマダニの活動は活発化すると言われています。 よって予防時期はフィラリアとほぼ同時期の4月〜12月頃になります。 但し13℃以上あれば冬の室内でも繁殖を繰り返します。
アレルギー性皮膚炎予防のためにも、予防薬の投与を忘れずに。

    →ダニ媒介による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の記事はこちら

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